60歳以降の就労でどれだけ年金が増える?✨

60歳以降の就労でどれだけ年金が増える?✨

「60歳過ぎても働いたほうが年金は増えるの?」 こんな疑問、かなり多いんです。実際、年収・働く年数・受け取りをいつ始めるかで結構変わります。

ここでは難しい話を抜いて、リアルな数字実例 を使って超わかりやすく説明していきます👍

60歳以降も厚生年金に入って働くとどうなる?📊

日本の年金は 国民年金厚生年金 の2つ。

年金の種類基本の加入期間受給額(目安)メモ
国民年金20〜60歳月 約6.9万円基本の土台
厚生年金会社員・公務員男性16.6万、女性10.7万(平均14.6万)70歳まで加入OK

👉 60歳を過ぎても働けば、そのぶん厚生年金が増えていきます。

そして今は

  • 60〜64歳:男性84%・女性64%が働いている というデータもあり、「働きながら健康キープ」している人が多いのもポイント💡

年収別の“リアルな年金アップ例”をチェック💡

数字だけだとイメージしづらいので、わかりやすい例を紹介します👇

年収働いた年数年金の増加(年額)月あたり90歳までの増加額
300万円10年約16.4万円約1.36万円約328万円
400万円5年約11万円約275万円

「そんなに高い年収じゃなくても、働いたぶんちゃんと年金が増えていく」 これが60歳以降の厚生年金の大きなメリット✨


🔎【リアルなケース紹介】実際にどれくらい増えた?

🧑‍🏭 ケース1:62〜70歳までパート勤務(年収260万円)

  • 元メーカー勤務の男性(62歳〜70歳まで働く)
  • 厚生年金に8年間加入
  • 増えた年金:年額 約11万円アップ
  • 本人コメント:「月1万円増えただけでも生活のゆとりが全然違う」

👩 ケース2:60歳から週4勤務に切り替え(年収310万円)

  • サービス業の女性
  • 無理せず働きつつ厚生年金を10年追加
  • 増えた年金:年額 約17万円アップ
  • 今は「外食費は年金でまかなえるようになった」と余裕が生まれた😄

👨‍🍳 ケース3:65歳からも正社員継続(年収420万円)

  • 飲食店管理職の男性
  • 65〜70歳の5年間働く
  • 増えた年金:年額 約13万円アップ
  • 「仕事を続けたことで体調も良くなった」と健康面もメリット

👩‍💼 ケース4:60歳から繰り下げ+仕事継続のW作戦

  • 事務職の女性
  • 60〜68歳まで働きながら年金は繰り下げ
  • 68歳から受給額:約1.6倍にアップ
  • 「働きつつ増えていく実感が嬉しかった」とやりがいも◎

年金の繰り下げ受給って?どれくらい得なの?📝

年金の受け取り開始は 60〜75歳 の間で選べます。

受給開始どうなる?
60〜64歳(繰り上げ)1ヶ月早めると0.4%減額。60歳で受け取ると約24%少なくなる
65〜75歳(繰り下げ)1ヶ月遅らせると0.7%増額。75歳で最大84%増

例えば、 65歳時点で「月15万円」の人が…

  • 👉 70歳まで繰り下げ:月21.3万円
  • 👉 75歳まで繰り下げ:月27.6万円

ただし、長生きしないと元がとれないので、体力・収入状況と相談が必要⚠️


繰り下げ受給での注意点&一括受給の制度📌

  • 繰り下げで増えるのは 65歳前の加入分だけ
  • 65歳以降に働いて増えた部分は“増額対象外”

▶ 一括受給(5年前みなし繰り下げ)

急にお金が必要になった時、最大5年分まとめてもらえる制度。

内容
65〜68歳まで繰り下げ → 68歳で受給3年分の繰り下げ分をまとめて受取
67〜72歳まで繰り下げ → 72歳受給5年分を一括受給+その後は増額された額で受給

よくある質問(FAQ)❓💬

Q1. 60歳から国民年金にも加入できますか?

A. できません。国民年金は基本的に20〜60歳まで。ただし任意加入制度を使えば65歳まで加入できます。

Q2. 厚生年金に入りながらパートで働くのはアリ?

A. 全然アリです! 勤務時間・収入が一定の基準を満たせばパートでも厚生年金に加入できます。

Q3. 年金を繰り下げると損することはある?

A. 「長生きできなかった場合」は損になる可能性があります。 健康状態や家族状況を考えて決めるのが大事。

Q4. 65歳以降も働くと税金は増える?

A. 所得が増えると所得税・住民税はかかりますが、65歳以上は「公的年金控除」が大きいので多くの人は負担がそこまで重くなりません。


無理なく働きながら、確実に年金を増やすコツ💪

  • フルタイムじゃなくてもOK
  • 自分の体力に合わせてゆるく働くスタイルが今の主流
  • 仕事を続けると「運動量が増える」「人と話す」ことで健康にもプラス

繰り下げの有無も含め、“働き方+年金” のセットで考えると、老後の安心感がぐっと違ってきます。

60代からでもまだまだ人生長いので、上手に制度を使っていきましょう😊✨